外注のユーキさん

クラウドソーシングでぼちぼち稼いでいる私の雑記です。

失礼な人との付き合い方のお話

今日……もう日付が変わったから昨日か……10年以上連絡を取っていない中学の同級生が「私のこと覚えてる?」なんて訪ねてきたんですよ。

嫌な予感がした。そしてそれは当たった。

保険の外交員としてやってきたんですね、彼女。もともと失礼な人だったんですが、年月を経てもそれは変わっておらず、非常に不愉快な気分になりました。

私が精神科通いを始めるきっかけになった人でもあるしね。

 

さて、そんな失礼な保険外交員の彼女は、常に私を見下した体で話をしてくるわけです。「ユーキさん、こんなこともできないでしょ?」「あなたなんて、この程度でしょ?」って。

しまいには、「どうぞ」とも何とも言ってないのに、勝手に玄関に上がり込んできました。さすがに営業のマナーとしてどうなの? と思ったので、彼女の名前を出して本社にはクレーム済みです。

今日はそんな「失礼な人」とどう付き合っていくか、というお話。

失礼な人、襲来!

私の場合、昔からナメられやすいといいますか、「人に失礼なことを言ったりされたりしやすい」タイプです。

今まで数えきれないぐらい失礼なことを言われたりされたりしてきました。

 

昨日訪ねてきた彼女が花屋で働いていた時は、
店に入るなり「あれ? 死んだと思ってた!」とか「親は離婚したの?」とか、
他のお客さんがいる前で大きな声を出されたり、

母の日のプレゼントとしてラッピングを頼んだのに簡素なフィルムで巻かれて「はい」とか渡されたり……

学生時代は、無断でゲームを持って行かれたり、
1,500円の借金を踏み倒されたり、
叩かれたり、嘘をつかれたり、一人だけハブられたりしてました。

 

でも、学生時代、ひどいいじめを受けていた私にとっては、それでも彼女は確かに「友達」だったんです。今思うと考えられないんですけどね。

 

自分に自信がないから、「こんな私とも仲良くしてくれる彼女」が「友達」のように見えていたんです。

 

でも、ある時を境に、そんな気持ちがプツンと切れてしまったんですよね。

彼女の連絡先を携帯から消し、音信不通になり、できるだけ家に引きこもって暮らし……そうして随分経った頃、花屋で店員として働いていた彼女と再会しました。

 

当時は情緒不安定で、自分に自信がある状態ではなかったので、家に帰りつくなりひどいフラッシュバックに襲われて、3日ほど寝込んだのを覚えています。彼女にエネルギーを吸われてしまったような感覚でした。

 

そんな彼女が昨日、「仕事の後輩」を連れてひょっこり訪ねてきたわけで、私は当然警戒しました。嫌な予感もしたしね。

で、予感は的中し、保険会社のアンケートを書けとしつこく迫ってきました。彼女は、花屋を辞めて保険の外交員になっていたんです。

アンケートを書けと迫られただけでなく、だいぶ失礼なことも言われました。

 

「どうせ免許なんて持ってないんでしょ?」

「仕事も大して稼げてないんでしょ?」

「結婚だってしてないんでしょ?」

「料理なんて作れないくせに」

「まっとうな仕事に就いてるの?」

 

たぶん彼女は、「こいつなら強引に言うことをきかせられる」と、自分より下である(と認識している)私をカモにするために訪ねてきたんだと思います。

 

でも、私はもう昔の私じゃありません。
彼女に失礼なことを言われたって、自分の言葉で反論できます。

 

「ゴールド免許だし、それは私の車だけど何か?」

「1日4時間で普通にバイトするよりは稼げているけど?」

「結婚はもともとするつもりありません」

「料理は3か月ぐらいなら夕飯の献立被りなく作れます」

「仕事はおかげさまで順調です」

 

彼女は「でもでもだって」とゴネていましたが、私はもう彼女の言うことを聞く必要はありません。それに、今がとても充実しています。

だから、彼女との付き合いを再開するメリットはまったくありません。

 

軽いフラッシュバックで脚がすくみましたが、それでも私はアンケートに回答することは拒否し続け、彼女を追い返しました。そして、すぐさま彼女の名刺を元に、保険会社の本社にクレームを入れました。

「あなたのところの営業スタッフは、
 会社の名刺を持って人をバカにしに来るのですか?

 招きもないのに玄関にズカズカと入ってきて、
 人のプライバシーを根掘り葉掘り聞くのですか?

 どういう社員教育をされているのでしょうか」

と。

営業所の上司の方に謝罪に行かせる、などという申し出もいただきましたが「金輪際関わらないでください」と告げました。

 

失礼な人との関わり方

失礼な人は、いつまで経っても失礼なままです。ふとした時に現れては、あなたの神経を逆なでします。

そんな人に対抗する方法はただ一つ。

自分に自信をもって、はっきりと「NO!」と言うことだけです。少しでもおどおどしたりすれば、相手はそこを狙ってきます。

でも、あなたはもう昔のあなたではないんです。

学生時代はその人と付き合いを続けるしかなかったかもしれない。でも、社会人になればいろいろな人と自由に付き合えます。

もし相手が何かやってきたら、警察に相談することだって、相手の会社にクレームを入れることだってできます。

あなたの背後には、失礼な言動をする人が太刀打ちできないような組織がついている。

だから、勇気を出して「NO!」と言い、関係を断ってください。

 

失礼な人と付き合っても、良いことなんて一つもないです。

自分がどんどん惨めに思えてくる。

そうして縮こまって、嫌な感情に支配されている時間は、勿体ないと思いませんか?

 

失礼な人というのは、カメムシのようなものです。会うと間違いなく厭な気分になりますし、それを長いこと引きずります。しかも、カメムシのようにひょっこり現れる。

実際に失礼な言動をしないぶん、カメムシのほうが幾分可愛いかもしれません。

 

失礼な人に出会ってしまったら、「あなたはなんて失礼な人なんだ!」と声に出してみてください。失礼な人は得てして鈍感です。遠回しに「嫌な気分になりました」と伝えても、まず伝わりません。

 

「人の体形のことを言うなんて、なんて失礼な人なんでしょう!」

「人のことをあれこれ根掘り葉掘り聞くなんて、なんて失礼な人なんだ!」

 

「相手が失礼な人である」ということを言葉にすることで、自分が相手のどんな言動に対して不愉快になったのかも客観視できます。

別に相手に聞かせなくても構いません。トイレの個室でも「あの人はなんて失礼な人なんだ!」と口に出してみてください。

 

相手の「失礼なポイント」がわかったら、あとは徹底的に冷たくあしらいましょう。

 

「太ってるな」と言われたら「美味しいものばかり食べているので」。

「結婚はまだなのか」と言われたら「一人で間に合ってます」。

「貧乏なんだろう」と言われたら「贅沢はしない主義なので」。

「死んだんじゃなかったの?」と言われたら「生きてます」。

 

失礼な人・人を粗雑に扱う人は、こちらがどんなに気を使っても、それに応えてくれる人ではありません。つまり、気を使うだけ損です。

徹底的にドライに、はっきりNOを突き付けていきましょう。